Jenkinsからリモートサーバーにsshする設定




Jenkinsサーバーとは違うバッチ専用サーバーとの連携

基本的にJenkinsサーバーとは違うサーバーでバッチ処理を行うことが多いと思うのでsshで他のサーバーに接続してバッチ処理を行うことが多いと思います。

公開鍵の設定

鍵の作成方法は省きます。Jenkinsサーバーの/var/lib/jenkinsがjenkinsユーザーのホームディレクトリになるのでここに.sshディレクトリを作成します。

$ mkdir /var/lib/jenkins/.ssh
$ chown jenkins /var/lib/jenkins/.ssh
$ chgrp jenkins /var/lib/jenkins/.ssh
$ cd /var/lib/jenkins/.ssh
ここで鍵を作成して権限をjenkinsユーザーに設定します。
$ chown jenkins id_rsa
$ chgrp jenkins id_rsa

プラグインを使ったsshの設定

使用するプラグインはSSH pluginというものです。これは接続するユーザーとホストを設定として保持することができ、ジョブ実行時に簡単に使用することができる優れものです。

プラグインの管理からインストールしてください。

jenkinsの画面左の認証情報からsshで使用するユーザーを追加します。

種類はSSHユーザーと秘密鍵にして、スコープをグローバル、ユーザーをec2-user、秘密鍵はJenkinsマスター上の~/.sshからを設定します。

接続先を指定する

システム設定のSSHリモートホストで接続設定を行います。ホスト名、ポート、先ほど作ったユーザーを作成してCheck connectionボタンを押してSuccessful connectionと表示されれば成功です。

ジョブから指定する

ビルド環境のリモートホストでシェルを実行にチェックを入れてSSHサイトから先ほど作成した接続設定を使用します。あとは実行したいコマンドを入力すれば完了です。

 

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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