アイデアの考え方
アイデアって考えるの難しいですよね!けど、大体の人はアイデアを出すそもそもの考え方が間違っているのです。
私が所属している会社ではよく新規事業コンテストがあるのでそのときの考え方の参考になった書籍を紹介します。
木谷哲夫著 成功はすべてコンセプトから始まる
オリジナリティはいらない
アイデアのオリジナリティにこだわるのは、失敗への第一歩です。単発のアイデアを出すことよりも、それを将来「持続させる」コンセプトに練り上げるほうが大事であり、また実際に難しいのです。
これがとにかくグサッときましたね。アイデアとは常にオリジナリティ溢れるものでなければダメだという先入観しかありませんでした。
事業化することを考えると「持続させる」ということがどれだけ難しいかは明白なのにオリジナリなアイデアに固執するのはよくないですね。
既存のものの組み合わせで、発想は無限に広がる。
これはこの本に限らずどこでも言われていますが、この考え方を知っているか知らないかは大きな違いになりますね。
アイデアの種をためる、素人であれ
毎日の生活から自分なりの一次情報を蓄積する。
ものの組み合わせでアイデアを考えるわけですが、そのものとはどこから仕入れるかというと日常生活ですね。この雑多な大量な情報の中から、自分が関心があること面白いと思ったことを記憶にとどめておくことが大事です。
常に素人であり続ける
専門家であればあるほど、現実の問題点や限界点を熟知しているので、それがかえって足かせになります。
自分の専門分野で新しいアイデアを考えるときはこれに注意したいですね。常に実現可能かどうかを先に考えてしまい、小さくまとまってしまうことがあります。
新しい環境に身を置く
普段と違う環境をいかにつくるか
自分の独自の経験や関心で蓄積した記憶、引き出しの数の多さが勝負になります。
いつも同じ仕事、行動しかしていないと、その範囲内でしかものを経験できないので必然とものの組み合わせのパターンが固定化してしまいますね。
新規事業に関わらず、アイデアはどの仕事でも必要になってくるはずです。アイデアに詰まったときは是非これらの言葉を思い出してみてください。
髙妻智一
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