EthereumのERC20トークンをRopstenネットワークにデプロイしてオリジナル通貨を作る




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オリジナル通貨

Ethereumを使うとオリジナルの通貨が作れます。以前記事で作ったKZM(KozumaToken)をEthereumのテストネットワークであるRopsteにデプロイしてみたいと思います。

ERC20がわからないという方は下記記事をお読みください。

参考記事:EthereumのERC20トークンとは?

トークン作成

前回はzeppelinsolidityのバージョン1.4.0を使っていましたが今回は最新版の1.7.0で再度作り直してみたいと思います。

Truffleのインストール

雛形作成

Truffleを使うことでトークンの雛形を簡単に作成できます。zeppelin-solidity@1.7.0とtruffle-hdwallet-provider@0.1.0をnpmでインストールしておきます。

トークンを実装

contracts配下にKzm.solを作成します。zeppelinsolidityのv1.7.0ではStandardToken.solの階層が変わっていることと、totalSupplyがtotalSupply_になっていることに注意してください。自分はv1.4.0のソースコードとごちゃまぜに考えてしまい、ハマってしまいました。

ソースコードがコンパイルできたら問題ないです。

マイグレーションファイル

migrations配下に2_deploy_kzm_token.jsを作成します。

デプロイ設定

truffle.jsを下記に修正します。ROPSTEN_MNEMONICはMetaMaskでアカウントを作った時のものを使用します。INFURA_ACCESS_TOKENはこちらで作成したものを指定してください。HDWalletProviderはちゃんと理解していないので今後追記します。

これで準備は完了です。

Ropstenへのデプロイ

gasの設定が悪いのかデプロイが失敗してます。この時のgasは500000を設定していました。

GitHubのissueで4600000にするとうまくいったよというのを見つけたので試してみたらうまくいきました。

トークンのコントラクトアドレスは0x75830610cd1c532c408ab68a4f6dbee2856a0e29になります。RopsteのEthescanで確認できます。ページはこちら

MetaMasckへの反映

次はRopstenに作成したトークンをMetaMaskに反映させます。反映方法は簡単でTOKENSのADD TOKENにコントラクトアドレスを入力するだけです。

これで自分のアカウントにオリジナルのトークンが追加されます。

まとめ

ローカル環境にデプロイするのもテストネットにデプロイするのもそんなに手間が変わらないことが分かっていただけたかと思います。次は本番環境にデプロイする記事を書きたいと思います。

おすすめ書籍

Ethereumを使ったDApps開発を学びたいなら今だとこの1冊が1番良いです!開発環境の構築から使うべきツール、フレームワーク、実装方法・注意点まで網羅的に解説されている書籍なのでおすすめです。出版も2018年1月ということでかなり新しい本で、DMM Bitcoinを作っているネクストカレンシー所属の方が書いているので信頼できます。

ビットコインとブロックチェーンの詳細をしっかりと学びたい方にはこちらの書籍が非常におすすめです。ウォレットの仕組み、楕円曲線暗号、P2Pプロトコル、公開鍵暗号などビットコインを支える技術について詳細に解説されています。また、サンプルコードを通して実際に手を動かして学べるので非常に濃い内容となっています。

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高妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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