現状の自分
もし、今の自分がクラウドファンディングをしたら何人の人が支援してくれるかなと考えたら10人もいないんじゃないかという恐怖に陥りました。
自分のことを知ってる人は何百人といても、自分を信用して賛同してくれる人はたった10人くらいしかいないんじゃないかと思ったからです。
これからの時代このままだと自分が何か作りたいとき、作って広めるときに賛同して一緒に頑張ってくれる人を味方につけられないと戦う前から勝率が下がってしまうなと思いました。
戦いもいしてないのになに言ってんだよって感じですが、、、
西野亮廣さんの「革命のファンファーレ 現代のお金と広告
」を読んで自分が思った、自分みたいに信用を稼げていないエンジニアがどうやって信用を稼げばいいのか考えてみました。信用を獲得できていない自分がまとめてもってのは重々承知です笑
エンジニアでいう信用とは
そもそもエンジニアで信用されている人というのは仕事を任せるとき全くの不安がなく、この人ならほっといても無事にやり遂げてくれるだろうという安心感があるので一緒に仕事をすると楽しいです。
西野さんも著書で信用を稼ぐには「嘘をつかないということを徹底した」とあります。相手に嘘をつかないということは安心できる存在とも言えるので考え方は同じだなと思った。
エンジニアとしてどうやって信用を稼ぐか
自分が最低限これだけはできていないと仕事をしたくないってのを挙げてみた。
- 納期を守る
- 品質を担保する
- 柔軟なコミュニケーションを取れる
これだけでも会社内のメンバーから十分な信用を得られると思います。けどそれってたぶん自分の周りで働いている10人くらいかなと。
技術的なことも含めて本当に信頼してもらえるのって最初は机を隣同士にして頑張っている2人くらいの同僚だと自分は思います。現に自分がそうだからですが。
ってことはそもそもエンジニアとして信頼を稼ぐとかスケールの小さいことを言ってても仕方ない気もしますが、その方法を考えてみたいと思います。
一番の正攻法
GitHub
それはもうGitHubなんじゃないでしょうか?Githubにソースコード載せて世界中のみんなに使ってもらって評価してもらって信用を得る。
今のところこれがエンジニアとしてはハードルが高いけど1番スタンダードな信用の稼ぎ方になっていると思います。
けど、これってホントーーーーにハードルが高い!!と思ってる。みんなに使ってもらえる便利なソフトウェアを作るってものすごく難しいですよ。
他だと、本書いたり講演会で話したりするのも信用を得る方法としては大きいと思います。
会社でのプログラミング
会社プロジェクトでのソースコードって基本的には一般公開できないんですね。っていうのも公開しちゃうとプログラム上の欠陥を突かれて悪さをされちゃう可能性があるので。
これが会社だけでなく他のお客様にも迷惑をかけてしまう可能性があるので絵本みたいに公開できないんですよね。。。
けどそうゆうソースコードを公開できたら会社内ではものすごい量のソフトウェアを作ってきたという自信はあるので信用を稼げそうだなと考えたりします。
だからこそ、同じ会社で働いている人からは信用を得ることができるけど一歩外に出ると信用がないという状況になっているわけです。
打開策を考える
信用を得るためにここ数週間考えていることをここからは書きます。
プログラマーの仕事っていうのはソースコードを書くのは全体の時間の2、3割で残りは考えたり調べ物をすることがほとんどです。
これかなりびっくりされると思いますがマジです。
エンジニアはほとんどの時間を考えたり調べることに費やしています。ソースコードを書くときは頭の中で問題が解決していて答えを書くだけみたいな感じです。
優秀なプログラマはこの割合がもっと近いかもしれませんが概ねこのような感じです。
Q&Aサイトと技術ブログ
このことを踏まえるとGitHubにソースコードをあげることが信用を稼ぐ唯一の方法ではないはずです。
ソースコードを書く過程である、考えることや調べることに対して手助けをしてあげることも信用を稼ぐ方法になるなと考えています。
現に、100%のエンジニアがプログラム専門のQ&Aサイトであるスタックオーバーフローや、技術ブログとして人気のあるQiitaを見たり使ったりしています。
調べたり、人に頼らないとプログラムなんて完成しないんですよね。
だけど、スタックオーバーフローで質問に対して回答してくれてる人や、Qiitaまたはその他のブログでいろんなノウハウや解決方法を提示している人にはほんの少しの信用も稼げていないんじゃないかなと感じます。
信用を得られない原因
その原因として2つあると考えていて、
- 匿名で回答していたり、本名じゃなかったりと個人に紐づけることが難しい
- そもそも誰が書いたかなんて見る方は気にしていないし、そのページが役に立ったとしても評価のしようがない
1番に関して、自分の場合は本名公開でしていますが、ハンドルネームや匿名も多いのでその人の評価につながらないことが多いです。
というのも、やはり間違いを指摘されたくないから本名を使いたくないという人もいますし、自分も最初はビクビクしながらブログを更新していました。
2番の評価のしようがないというのは言い過ぎかもしれませんが正しく評価することが難しいと思っています。
評価しようと思えば、はてぶの数やPV数、滞在時間でできるかもしれませんが、現状それが信用になっているかというとなっていない気がします。
本題
なんかここら辺解決できないかなと考えていたのが、暗号通貨(仮想通貨)です。
EthereumのDApps(分散型アプリケーション)として独自のトークンを発行してそのトークンを価値ある回答、技術ブログを書いた人に対して付与し、信用の可視化ができたらなと考えています。
はてぶやPVと何が違うんやと言われると見た目上は変わりはないですが、唯一違うのはそのトークンをお金に変えれることですね。
信用はお金に変えれるわけですから、トークンも信用の一部として機能するかもしれません。
換金できるトークンをもらえるならもっと質問に回答するかもだし、技術ブログもいっぱい書けそうだなと思ったりしました笑
アイデア自体に価値はないとはよく言われますがどうでしょうか?
髙妻智一
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