slow query
DBのパフォーマンスチューニングするにはほとんどの場合まずはSQLのチューニングを行うと思います。その時必要になるのがslow queryの出力です。
今回はAWS RDSでのslow queryの出力方法について簡単に説明します。
パラメータグループ
RDSでslow queryを出力するにはパラメータグループからパラメータの編集を行います。RDSではmy.confを直接編集できません。
左のメニュー一覧からパラメータグループを選択し、slow queryを出力したいRDSに設定しているパラメーターを選択します。

選択すると下記のような画面になります。

パラメーターの設定
パラメーターの検索でそれぞれ下記を設定し、値を変更します。
- slow_query_log:値を1に変更
- long_query_time:単位が秒なので1と入力すると1秒以上かかったSQLを出力する
- log_output:TABLEを選択するとテーブルにsloq queryを記録できる
以上でslow queryの設定は完了です。
出力されるslow queryは下記sqlで確認できます。
SELECT * FROM mysql.slow_log;
おすすめ本
AWS初心者の方には下記の入門書がすごくわかりやすいのでおすすめです。
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髙妻智一
2013年CyberAgent新卒入社
スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。
2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。
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