前回、エンジニアのための技術ブログの始め方【サービス選択編】では各ブログサービスのメリット、デメリットを紹介しました。次は実際に書き始めるときに悩むであろう記事内容について深掘りしたいと思います。
多くの技術ブログを書いたことない人や定期的に継続できないかった人は技術ブログに何を書くべきか分からない、書くネタがないという悩みが多いです。
今回は実際に技術ブログにどんなことを書くといいか解説したいと思います。結論を先に書くと些細なことでもいいから何でも書きましょうです!
- 些細なことを書いてもいい
- 統一性がなくても大丈夫
些細なことを書いてもいい
多くのエンジニアが技術ブログにはすごいことを書かないといけないと思っています。その理由として自分のエンジニアスキルが低いと思われてしまう、こんなことを書いて批判されたらどうしようと考えている方が多いです。
どんな内容でも誰かの役に立つ
エラー解消の方法、プログラムのちょっとした書き方、ライブラリの使い方など何でも書くべきです。この情報がないとほとんどのエンジニアがプログラムを書けずに途方にくれてしまうでしょう。
自分含めですが、エンジニアがネットで調べずにプログラムを書くことはほぼ不可能です。ライブラリの使い方、プログラム言語別の構文を丸暗記することは無理ですし、調べれば出てくるので本質的ではないですね。
なので、基本的な内容の記事こそ多くの人のためになるのでどんどん書きましょう。このブログで一時期1番読まれていた記事はJsonとCSVの変換方法でした。
需要としては高度な内容よりも簡単な内容の方が多いので書いていく上で何が求められているのか感じれるようになるといいと思います。
専門性がなくても書くべき
専門性がまだ確立していない駆け出しエンジニアの方は技術ブログを書くといいです。プログラミングへの理解も深まるし、自分の広報活動にもなるので続けることで採用に有利になるでしょう。
自分の成長を実感することもできるのでおすすめです。
このブログは2年経っても批判はされたことない
このブログの内容に対する批判は一度もきたことはありません。しかし、一度だけ「WordPressで技術ブログを書いている人は信用できない」という根拠ないツイートをされたことはありますが、そのあと謝罪していただきました。
基本的に嘘を書いていなければ批判されることはありません。批判されたとしても気にしないことです。特にTwitterやはてなには匿名をいいことに好き放題いう人がいます。
そういう人は現実世界では何もしないただの内弁慶なので、記事を書いて発信しているあなたと同じ土台にも立っていないのです。
統一性がなくても大丈夫
エンジニアの専門性や技術のトレンドはというのは時と共に変わっていくので気にせず好きなことを書きましょう。
このブログも統一性はほぼない
自分の場合、技術ブログを書き始めた当初はNode.js、Sockert.IOについて書いていました。しかし、今は全く使っていませんし、使っていないので新たに書くことも今のところないです。
ブログタイトルにブロックチェーンと入っていますが、途中で入れましたし、最近はブロックチェーンに関する記事はこのブログでは全然書いていないです。
エンジニアのキャリアに関することや、技術書・ビジネス書の書評も書きます。テーマに一貫性があった方が読者にとってはいい場合もありますが、好きなことを書けばいいと思います。この技術ブログは個人メディアとしても活用していきたいので今後も色々書いていく予定です。
技術以外も書くと思考が整理されて視野が広がる
Qiitaでは技術以外のことは書きづらいですが、技術以外に関することも書くことをおすすめします。
自分がエンジニアとして大事にしていることや、キャリアについて書くことで自分の思考が整理されますし、自分以外の人にも知ってもらうことができます。
技術ブログはこうあるべきだという考え方は取っ払って好きなことを書くといいと思います。ぶっちゃけ最初は誰からも読まれませんし、記事内容に関してそこまで気にする必要はありません。
記事を書いて批判がきたら、それだけ読まれるようになったんだと思えばいいですね。文章を書くという行為は頭の整理にもなるのでぜひエンジニアの方は技術ブログを書いてみてください。本日は以上です。
髙妻智一
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