最短でAWS CLIをインストールして設定する方法




AWS CLI

AWS CLIとはAWSのリソースに対してコマンドライン上から扱うことのできるツールです。導入にはPythonが必要になる方法もあるのでその時はインストールしておいてください。

Macでのインストール方法

インストールには下記2つがあります。

  • Macの場合はbrew
  • それ以外はPythonのpipから

brew

brewの場合は超楽チンで、これだけです。

$ brew install awscli

pip

Macの場合Pythonは最初からインストールされているのですがpipが入っていません。なので最初はpipのインストールから始めます。

まず、下記リンクを右クリックして、リンク先を別名で保存を選択し、ファイルを保存をしてください。

https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py

ダウンロードしたファイルに対してPythonを実行するとpipのインストールが完了します。

$ sudo python get-pip.py

pipのインストールが完了したら下記コマンドでAWS CLIのインストールができます。

$ sudo pip install awscli

Windowsでのインストール方法

MSIインストーラをダウンロードして実行します。

AWS CLIの初期設定

AWS CLIをインストールしたあとはコマンドラインからAWSのリソースにアクセスできるように初期設定をしないといけません。

aws configure

aws configureと打つとアクセスキーやシークレットアクセスキーの入力を求められます。これらを正しく入力するとリソースにアクセスできるようになります。

$ aws configure
AWS Access Key ID [None]: aaaaaa
AWS Secret Access Key [None]: bbbbbn
Default region name [None]: us-west-2
Default output format [None]: json

アクセスキーとシークレットアクセスキーの入手方法

コンソールのIAMのユーザーページから自分のユーザーを選択します。

ツーザーを選択すると下の方にアクセスキーの作成というボタンがあるのでここで入力用のアクセスキーを発行します。その際にシークレットアクセスキーも発行されます。

以上でAWS CLIの導入から初期設定になります。

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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