とりあえずClusterを起動してみる
Google Kubernetes Engin : GKEを初めて使うので色々動かして慣れてみようと思います。早速Kubernetesのclusterを立ち上げて見ます。

ゾーンをTokyoリージョンのasia-northeastを選択してみます。

サイズはデフォルト3なのでそのままにしてノードを3つ立ち上げます。

作成したらclusterができるまでしばらく待ちます。完成したら緑色になります。ロケーションとサイズが指定したものになっていることが確認できます。

NginxのDeploymentを作成
サイドメニューのワークロードを選択するとNginxのDeploymentの作成を試してみます。

デフォルトの設定でNginxのlatestが設定されているのでそのままデプロイします。

デプロイはすぐ完了します。これでNginxのデプロイは完了するのですがまだNginxにアクセスすることはできません。

サービスを立ち上げる
実際にNginxにアクセスするには外部IPを公開しなければいけません。その作成を行います。デプロイしたNginxの概要を見ると右側に次のステップというレコメンドが出るのでそれに従います。

デフォルト設定のまま公開ボタンを押すと、Nginxへアクセスするためのサービスが立ち上がります。

この設定のyamlは下記のようになっているみたいです。ポート80でLoadBalancerにアクセスできるようになっています。
--- apiVersion: "v1" kind: "Service" metadata: name: "nginx-1-service" namespace: "default" labels: app: "nginx-1" spec: ports: - protocol: "TCP" port: 80 selector: app: "nginx-1" type: "LoadBalancer" loadBalancerIP: ""
下記は起動したNginxのサービス概要です。LoadBalancerという項目ができて外部エンドポイントが表示されています。ここからサービスにアクセスしてNginxにリクエストが処理されるようになっています。

アクセスして下記のようなNginxの表示がされれば正常に起動できています。

まとめ
以上の手順でKubernetesを使って、DeploymentとServiceのデプロイを一通り触ることができました。今後はもう少し複雑なKubernetesを使ったサービス構成を解説していきます。
おすすめ書籍
Dockerの使い方から説明されているので初心者の方も安心して学べる書籍です。
Kubernetesに関してはPod, Service, Deploymentなどを順を追って説明し、実際に動かすところまでを解説しているので非常に実践的な内容となっています。
これからKuebernetesを使ってサービスを開発してみたい方にとって最初のよい手助けとなると思います。是非読んでみてください。
髙妻智一
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