ビジネスとしての技術ブログ




技術ブログを書いているエンジニアの中で技術ブログをビジネスとして書いている方はどれくらいいるでしょうか?

 

ほとんどの方が普段使っている技術のメモや自分のブランディングのために書いていると思います。そんな自分もだいたい同じような目的で、はじめは自分のブランディングのためにはじめました。

 

しかし、2年弱も書いていると何のために書いているんだろう?これって身になってんのか?自分に大きな利益あるっけ?と思うこともしばしばあります。

 

1日に何時間も時間を使い、土日も朝から一日ずっとネタ作りしたりブログ書いたりしているので何かしら利益を得ないとモチベーション維持が難しいですね。

 

今回はこういう状況を客観的に洗い出して、どうやったらビジネスとしての技術ブログになるのか考えてみたいと思います。

 

本記事の内容
  • 技術ブログが実際に利益を産むのは?
  • 技術ブログを書いていると文章力がつく?
  • 技術ブログをビジネスにするなら?

 

技術ブログが実際に利益を産むのは?

技術ブログを書いてて実際に実益を産むのは転職のときくらいかなと思っています。アウトプットして知識・スキルがつくというのはありますが、スキル自体が利益を産むわけではないですからね。

 

身につけたスキルをどう使うかは技術ブログを書いているかどうかは全く関係ありません。高いスキルを持っていてもそれを活かせきれなければ意味がないということです。

 

フリーランスの方は営業の宣伝に使えたり、面接だけでは伝えられなかったことを技術ブログは補ってくれます。直接の実益という観点ではそんなにないですね。

技術ブログを書いていると文章力がつく?

技術ブログを書いていても文章力はつかないと思います。ソースコードの解説とかしても文章力がつくわけではないですからね。

 

文章力をつけるなら文章の基本の型を学んでそれに沿ってたくさん文章を書いた方が早いです。

 

まあ、あと文章力をつけてもエンジニアとしては相乗効果のあるスキルではないというのが注意点ですね。自分を売り込むためには重要なスキルなので身につけておいて損はないですが。

 

ビジネスにするなら?

技術ブログをビジネス視点で考えるのはこれまで全然できていなかったというのが本音です。

 

書いていればPV伸びて広告で収益出るのでは?アフィリエイト張ってれば稼げるのでは?みたいな甘い期待を持っていましたが全く稼げませんね。

 

このブログの去年6月のPVは3万弱ですが、今も3万から4万PVの間です。ここまで伸びないのかという感じです。このままでは何も変えることができないので案を考えてみます。

 

記事をまとめて書籍化

ここ最近、技術書典がすごく流行っていますね。多い人だと1日に数百冊売る方がいるみたいです。自分の知人も1時間で用意していた50冊が売り切れたと驚いていました。

 

1000円の本を100冊売っても10万円にしかならないのでビジネスとしてはあまり成立しなさそうですが、今後規模が大きくなったり、個人出版のスピードをいかして最新情報の販売ができると面白くなるかもしれないです。

 

1つのテーマに対して別々の記事に書いていたりするので、それらをまとめることで資産を有効活用してとりあえずは個人出版を目指してみます。

 

有料記事を書く

ネットに公開している技術ブログは無料でいつでも何回でも読めるのがいいところなんですが、これずっと無料でやってていいんだっけと思うことがあります。

 

無料だから多くの人に読んでもらえるんだけど読んでもらっても自分にはあまり利益がないのが現実ですね。How to的な簡単な記事は無料で書いて、ノウハウが詰まった記事は有料として出すのもアリかもなと考えています。

 

著名な人じゃないと成功しないパターンなのでこういうのも見据えつつやっていきたいと思います。

 

まとめ

ちょっとネガティブな記事になってしまいましたが、これが技術ブログの現実ですね。自分の甘いところはとりあえず続けていればどうにかなるだろうという全くロジカルじゃないところでした。

 

努力は誰でもできるので、どういう方向に自分の時間を使って努力しないといけないのか試行錯誤してやらないとですね。まずは上にあげたことを試してまた努力の方向性を変えていきたいと思います。本日は以上です。

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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