エンジニアがイベント登壇資料を作るときに押さえておくべき3つのこと




最近はエンジニアイベントで登壇することが多いのですが、資料作りで気をつけていることをいくつかまとめます。

資料作りで気をつけること
  • なぜその発表をする必要があるのかを1番最初に考える
  • 何を伝えるかを考える
  • 聞いた人が最終的にどうなっていればいいかを考える

なぜその発表をする必要があるのかを1番最初に考える

1番最初に考えるべき1番大事ことは、なぜその発表をするべきかです。ここが弱いと訴えるものが少なくいい発表をすることができないです。

 

発表タイトルを考える前になぜ伝えないといけないのかを洗い出してその中から抽出するといいです。自分もこれはよくやっていていまずはひたすらなぜ発表する必要があるのかを書き出します。

 

この精度が高ければ高いほどおもしろくて有意義な発表ができます。

何を伝えるかを考える

なぜ伝える必要があるかが決まったら、何を伝えるかを洗い出します。全てを理解してもらうためにいっぱい話たくなりますが、少ない量で伝わるならその方が確実にいい発表になります。

 

伝えるべき情報を洗い出したら、本当に必要な情報だけ、感度の高い情報だけを残します。ここまでできれば後はこの情報をわかりやすくなるように順番に説明するだけです。

 

人は自分の知っている知識を全て話たくなる生き物です。ここをうまく制御できるとスッと違和感なく頭に入ってくる資料を作れるようになると思います。

聞いた人が最終的にどうなっていればいいかを考える

ここはプラスアルファのところですが、最終的に聞きに来てくれた人がどうなってくれればいいかまで考えられると完璧な発表になると思います。

 

自分の発表を聞いて同じことを試してくれるようになるとか、さらに突っ込んだところまでみんなが興味持って取り組んでくれるようになったりするとOSS的ないい環境を産むことができますね。技術を広めることは最終的には自分にも利点が出てくるので個人的にはすごく大事にしている考え方です。

 

エンジニアとしてイベントに出る人がもっと多くなって、情報の質も量も増えることで業界全体にいい影響を与えることができると思うのでみなさん積極的に頑張ってください。本日は以上です。

The following two tabs change content below.

髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






よく読まれている関連記事はこちら




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です