サブネットマスクとは?




IPとサブネットマスク

サブネットマスクとはIPアドレスに対してネットワークの範囲を決める役割を持っています。このネットワークの範囲が同じIPアドレスは同士の機器は互いに通信することができます。

ネットワーク範囲が同一でない機器は、ルータやネットワーク機器(L3など)を使用してネットワークを切り替えて通信する必要があります。

サブネットマスクの表示形式

サブネットマスクの表示形式にはCIDR、IPアドレス、2進数の3つの形式があります。一番よく使われるのは10進数を使ったCIDR形式になります。

CIDR形式は2進数形式での1の数を表しています。

CIDR形式 IPアドレス形式 2進数形式
/1 128.0.0.0 10000000.00000000.00000000.00000000
/2 192.0.0.0 11000000.00000000.00000000.00000000
/31 255.255.255.254 11111111.11111111.11111111.11111110
/32 255.255.255.255 11111111.11111111.11111111.11111111

サブネットマスクのルール

CIDR形式で書いた、192.168.1.10/24のネットワーク部は192.168.1、ホスト部が10となります。このようにCIDRを使ってIPアドレスのネットワーク部とホスト部を完結に表示することができます。

おすすめ書籍

マスタリングTCP/IPはネットワークに関する基本的な知識を丁寧に説明している必携の一冊となっています。

これからプログラミングを学ぶ人には難しい内容かもしれませんが、ネットワークの知識はサーバ構築やセキュリティを考える際に必要な知識となります。

ぜひとも手元に一冊おいておいて少しずつ勉強していくことをおすすめします。

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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