EthereumのERC20トークンとは?




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ERC20の上位互換のERC223

追記しました。

ERC20には送金するアドレスを間違うと二度と引き出せなくなってしまう重大な問題があります。これまでに660万ドル以上の損害が出ており、これを解決したERC223というのが今後のスタンダードになります。こちらもぜひお読みください。

関連記事:EthereumのERC20 Tokenの問題点を解決したERC223 Tokenとは?

ERC20とは?

Ethereum Request for Comments : Token Standard #20の略で、Ethereumで発行できるトークンの仕様を決めているものになります。

ERC20の仕様に沿ってトークンを実装するとERC20に準拠したサードパーティ製のアプリケーションや分散取引所、ウォレットなどで使用できるようになります。なので独自に実装してしまうとこの経済圏に入れませんし、ウォレットすらもトークンにあったものを自前で実装しなくてはいけなくなります。

実際にERC20で実装したオリジナルトークンの作り方を解説しているのでぜひ読んでみてください。

参考記事:TruffleとZeppelin Solidityを使ったERC20トークンの実装

ちなみにERCと言うのはEthereumに関するディスカッションをしいている場のことで、そこで20番目にディスカッションが始まったToken StandardというタイトルのディスカッションがERC20となっています。なので20と言う数字自体が何か意味を持っているわけではないことに驚くかと思います笑

大元の情報は下記EthereumのGitHubページに記載されています。

ERC20:https://github.com/ethereum/EIPs/blob/master/EIPS/eip-20-token-standard.md

EthereumとICO

ICOはInitial Coin Offeringの略で仮想通貨を使った資金調達のことを言います。このICOをするために一番使われているのがEthereumになります。

EthrereumはETHとは別に独自の仮想通貨(以降はトークン)を自由に発行できる仕組みを持っています。この仕組みを使い、ICOをしたい人は自分の作ったトークンが欲しい人に対してETHと交換することで資金調達を行います。

今年日本企業が行ったICOはALISとCOMSA、QASHなどでした。ALISは約4億円、COMSAとQASHはどちらも100億円を越す資金を調達しています。今後は海外だけでなく日本てもICOをするスタートアップはまだまだ増えてくると思います。そんな自分もICOで事業を始めたいなと考えています。

VCや大型投資家から一括で集める利点もありますが、クラウドファウンディングの要素も入ったICOは資金集めの時点で賛同者が得られているかチェックできるのはメリットかと思います。デメリットとしては小口の投資家が多くなるのでICO後はいきなり投資家対応が多くなるということが挙げられます。

実際にALISの安さんはこの対応がすごく大変だとおっしゃっていました。日々送られてくる英語や日本語以外の質問に対して答えないといけないし、世界中の国から24時間送られてくるみたいです。

おすすめ書籍

Ethereumを使ったDApps開発を学びたいなら今だとこの1冊が1番良いです!開発環境の構築から使うべきツール、フレームワーク、実装方法・注意点まで網羅的に解説されている書籍なのでおすすめです。出版も2018年1月ということでかなり新しい本で、DMM Bitcoinを作っているネクストカレンシー所属の方が書いているので信頼できます。

ビットコインとブロックチェーンの詳細をしっかりと学びたい方にはこちらの書籍が非常におすすめです。ウォレットの仕組み、楕円曲線暗号、P2Pプロトコル、公開鍵暗号などビットコインを支える技術について詳細に解説されています。また、サンプルコードを通して実際に手を動かして学べるので非常に濃い内容となっています。

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高妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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