仮想通貨で報酬をもらえるSteemitとは?




Steemitとは?

Steemit(スティーミット)上で記事を書きそれがユーザに評価されることで法定通貨に交換できる報酬が得られる新しいブログメディアです。Steemitでは記事を投稿するだけでなく、記事にいいねしたりコメントすることでも報酬を得られます。

なぜかこんなことをしているのかというと、Steemit上の良い記事が拡散されることはSteemitにとっても使っているユーザにとってもポジティブなことなのでこのような行動をしたユーザには報酬を与えるという仕組みになっているからです。これは非常に面白いですね。

これまでの広告収入型のメディアだと、PVを稼ぎやすいジャンル、釣りタイトル、無駄なページ遷移でPVを稼ぐメディアが多いのが現状だと思います。この場合、本当に質の高い記事かどうかはGoogleが頑張って判定するしかありませんでした。Steemitではユーザが評価した記事をSteemitが表示することでPVを獲得しやすい記事だけが注目を集める仕組みを変えることができると考えています。

Steemitに投稿してみました

Steemitに初投稿して一件だけVoteとコメントをもらうことができました。$0.01もらえました笑 一回書いただけでわずかでも報酬が得られるのはすごいことだと思います。ブログ開設して記事書いても一円も報酬が入らないことが普通だと思うので。あとコメントがきて気づいたのですが、ちゃんとコメントに対してもどのくらいの報酬があるのか表示されているのに驚きました。コメントに対してどんなロジックで報酬を渡しているのか気になりますね。

ちなみに書いた記事はこちらです。エンジニアの技術ブログ報酬について書いているので是非読んでコメントとVoteをお願いします。

エンジニアの技術ブログ収入について

アカウント登録から使用できるまでに何日かかかるので少しでも興味ある人は登録だけでも早めにしとくいいと思います。

報酬はどこから来るのか?

報酬はSteemitから支払われます。支払いに使われる通貨がSteem、Steem Power、SteemDollerと3つもあるので最初は理解しづらいかと思います。SteemitにインスパイアされたALISではこの通貨を1つにまとめることでシンプルにしようとしています。

Steem

Steemは後述するSteem PowerとSteem Dollerと交換することができ、Bitcoinなどの他の仮想通貨と取引所ですることもできます。なので、Steem内で稼いだ通貨は最終的にどこかの取引所でBitcoinなどに交換することで現金化することができます。

Steem Power : SP

Steem PowerはSteemit内での影響力を表します。SPは保有し続けることで投票権(いいねできる)を得ることができ、投稿に対する報酬に影響を与えることができます。そのためSteemit内で一番重要な指標となります。この影響力を高めることがSteemit内で多くの報酬を獲得するために必要なこととなります。

SPはSteemを取引所で購入してからSPに交換することができます。SPをもつメリットを大きくすることでSteemが売られることを防ぎ価格の工場に繋がる大事な役わいも担っています。

Steem Dollars : SD

Steem Dollarsは投稿に対してVote(いいね)されるともらうことができます。SDはUDSと1対1の比率でペッグされている通貨です。記事投稿によって稼いだSDはSteemに変えてBitcoinにもできるし、SPに変えて影響力を手に入れることもできます。資金がある人はSteemを購入してSPに変換すればいいし、資金がなくてもコンテンツに自身がある人は記事を投稿してSDを稼いでSPに変換して影響力を大きくしていくことができそうです。

まとめ

Steemitの概要は昔からなんとなくは知ってましたが、実際に使ってみることでより深くSteemitの奥深さを知ることができました。すでにSteemitで稼いで生活できる人もいるみたいで新しいメディアのあり方にワクワクが止まらないですね。

自分もこういった広告収入じゃない個人の収入のあり方を考えているので興味のある方はコメントやTwitterでDMくれると嬉しいです。

おすすめ書籍

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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