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BitcoinCashの2019年5月のハードフォークアップデートについて

BitcoinCashが5月15日の21時頃にハードフォークを伴ったアップデートが行われます。

 

主な変更は下記です。

 

  • 署名アルゴリズムにシュノア署名が追加
  • SegWit P2SHアドレスへ送金した資産の回収

 

署名アルゴリズムにシュノア署名が追加

簡単に説明すると、マルチシグの署名データを1つにまとめることができトランザクションサイズを削減することに貢献します。

 

シュノア署名が使えるようになりますが、取引所やウォレットが対応しなければ普及しないため使われるようになるには長い時間がかかります。

 

概要はこちらを参照すると分かりやすいです。

 

理論はこちら

 

SegWit P2SHアドレスへ送金した資産の回収

誤ってBCHをSegWitアドレスに送金してしまった場合、2018年の11月のアップデートでCleanStackという仕組みが導入されて以降取り出せないようになっていました。

 

それを今回のアップデートでSegWitのP2SHアドレスに送金されたものだけ無効化され再度取り出せるようになりました。

 

SegWitの説明はこちら

 

 

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。
髙妻智一: 2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。