今日はCloud Native Meetup #7に参加してきたのでそのレポートを書きたいと思います。
Meetup自体は主に下記のテーマが中心の勉強会となっています。
Cloud Native に近しい技術や CNCF がホストするプロジェクトについて共有し合う会です!
昨今はコンテナ関係のエコシステムが大量に増えてきましたが、それらの技術検証結果などを発表しあう場として利用していきたいと思っており、仲間を募集しております。
Cloud NativeについてですがCloud Native Computing Fundation(CNCF)というKubernetes や Prometheus といったクラウドネイティブな OSS 技術の推進を行う団体が扱っているサービスのことを指すみたいです。その中でもKubernetestは1つ目のOSSとしてGoogle から提供されたもんみたいです。
telepresence
最初のLTはtelepresenceについてでした。ローカルのpodをリモートのKubernetesクラスタの一部として稼働させることができるツールらしいです。
使ったことないですが、発表を聞いて確かに開発がしやすくなりそうだなと感じました。
リモートのKubernetesクラスタにローカルのPodなどを接続して使えるみたい。
imgageのbuild. push, podのイメージ更新を省ける
ローカルがマイクロサービスの一部を担うイメージ。
デバッグとか開発がしやすくなりそう!
Consul
Consulはサイドカー的な感じでPodのヘルスチェック、サービス間通信の管理などをしてくれるみたいです。サイドカーだとEnvoyしか知らなかったのでいい収穫でした。
Consul初耳。機能はこんな感じ
・Service Discovery for connectivity(Health check, DNS, HTTP interface)
・Service Segmentation for security(サービス間通信)
・Service Configuration(KVS, Transaction)
Consul ConnectにはEnvoyが使えるみたいですが全機能は使えないとのこと。
Consul Connectの機能
サービス間通信の暗号化や通信制御ができる
Envoyも使えるけど全機能は使えないとのこと
分散イメージレジストリ
P2PでDockerイメージのファイルとかを効率よく配布する仕組みについての発表でした。
DockerHubとかGoogle Container Registryを使っている単一障害点になったり、膨大な数のコンテナをデプロイするときにデータ転送量が多く遅くなってしまうので分散イメージレジストリを使うという話の流れでした。
確かにアリババとかUberは規模がめちゃくちゃでかいのでこういうのを考慮しないといけないのかもしれないですね。
最後は分散イメージレジストリについて
DragonFly(アリババ製)
・P2Pでイメージを取得するサービス
・ドキュメントは中国語だけKraken(Uber製)
・P2Pのイメージレジストリ←helmで簡単に動かせるみたい
BerianはCreationLineの人が作っている分散パッケージディストリビュータとのことでした。実際にP2Pでイメージ情報を取得していて面白いなと思いましたね。
Beiran
・パッケージディストリビューションツール
・近くのマシンからイメージを取ってくる分散イメージレジストリ使ってるところ結構ある?コンテナ多いサービスにならないと恩恵はないかも
P2Pって聞くとブロックチェーン的に報酬設計追加したくなる
今回は知らないことだらけの勉強会でしたので新しい知識をかなり入れることができました。こういう勉強会には積極的に参加して効率よく最新技術のキャッチアップをしていこうと誓いました!
本日は以上です。
髙妻智一
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