手順
- babel-cliのインストールと設定
- babel-cliでトランスパイル
- コードをZIP化してLambdaにアップロード
- アップロードした関数を登録
1. babel-cliのインストールと設定
下記コマンドでインストールできます。
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npm install -g babel-cli |
.babelrcに下記設定をするとNode.jsのバージョンに合わせてトランスパイルできます。
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{ "presets": [ [ "env", { "targets": { "node": "current" } } ] ] } |
2. babel-cliでトランスパイル
script/hello.jsというファイルがある場合、下記コマンドでdstディレクトリ内にトランスパイルしてくれます。
1 |
babel script -d dst |
ファイルの中はシンプルにこれだけとしときます。
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function world(event, context, callback) { console.log('Hello World!!'); callback(null, 'Hello from Lambda'); }; export default world; |
3. コードをZIP化してLambdaにアップロード
zip化は下記コマンドでできます。注意しないといけないのがトランスパイルした後のファイル(dst/hello.js)をzip化してください。npmモジュールを使用している場合はnodemodulesもzip対象に指定するのを忘れないようにしてください。
1 |
zip -r Lambda.zip dst/hello.js node_modules |
4.アップロードした関数を登録
今回だと関数の登録名はdst/hello.worldになります。一応zip化した後のディレクトリ構成を確認しておくといいかと思います。
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高妻智一
2013年CyberAgent新卒入社
スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。
2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。
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