新卒からCyberAgentでエンジニアとして5年間働いた話




エンジニアとしてのキャリアの始まり

自分のエンジニアとしてのキャリアはサイバーエージェントから始まりました。

大学では全くプログラミングをしたことがなかったので未経験で採用されてます。その当時もですけど今だと未経験で入社するのはなかなかいないと思います。

サイバーエージェントのようなITメガベンチャーに向いている人向いていない人がいるので下の記事を読んでみてください。

>>ITメガベンチャーに新卒就職した経験からどんな人が向いてるか解説

当時は大量採用されているタイミングだったので運がよかった思います。

入社前から独学で勉強はしてたんですがプログラミングを独学で学ぶのはかなりきつかったですね。

結局入社後の研修でJavaの基礎を叩き込んであとは毎日ずっと勉強でしたね。仕事以外の時間は朝も夜も土日もずっとプログラミングをしていました。

>>未経験だった自分が社会人になってからプログラミングを学び始めた大変さについて

社内1社目 初めてのスマホゲーム開発

入社後に最初に配属されたのは希望していたスマホゲームを作っている子会社でした。

研修ではJavaを覚えたのですが、配属先はNode.jsでした笑

Javaから非同期処理が特徴であるNode.jsは違和感しかなく最初は全く理解が追いつきませんでした。あときっちりした静的型付言語からゆるい動的型付言語への乗り換えはなかなか慣れませんでしたね。

しかし、Node.jsをはじめに学習してからのJavaの場合だと余計に苦しんだ可能性があったのでよかったかなと思います。

なので入社してわずか半年で2つの言語を一通り使えるようになりました。使えるようになったと言っても基本的文法がわかってとりあえずプログラミングができるという程度ですが。。。

ここではスマホブラウザのゲーム開発を行なっていました。大規模ですし、初めてのチーム開発でしたので慣れないことが多すぎてものすごく大変だった思い出があります。

その代わりできるエンジニアの方が多かったので得るものも大きかったです。自分のエンジニアとして心構えはここで鍛えられたと思っています。

それでも最初に配属された子会社は2年目の12月くらいになくなってしまったので初の異動をここで経験します。

社内2社目 スマホゲームの運用

異動はかなり急だったので同じようなスマホゲームの子会社に異動しました。

そこではゲームの運用と開発を2ヶ月くらいして新規ゲームを作りたいということでわずか数ヶ月で2回目の異動をします。

異動したのは既存ゲームの運用ではなく新規でゲームを作りたかったのでそのタイミングでちょうど声をかけてくれた1社目の上司に誘われて異動することにしました。

こういう異動の柔軟さはほんとうにありがたいな思いますね。

社内3社目 長期間に及んだLINEゲーム開発

3社目はサイバーエージェントとLINEの合弁会社でLINEプラットフォーム向けのゲームを作るための会社でした。

ここでの開発言語もNode.jsでした。サイバーエージェントではリアルタイムゲームを作るのにNode.jsを使うことが多く社内のいろんなプロジェクトでNode.jsが使われている国内ではかなり特殊な環境だったと思います。

ここでの経験が一番きつかったし、プログラマーとしてもメンバーをまとめるリーダーとしてもかなり得るものが多かった2年ちょっとでした。ゼロかの開発だったのでリリースまで1年9ヶ月もかかりました。

プログラマーと言ってもただ作るだけではなく売れるゲームを作りたかったのでゲームの仕様も考えるし、どうやったら面白くなるのかひたすら考える日々でした。

そうやって作ったゲームもリリースしてわずか半年ほどで終了してしまいものづくりの大変さを再認識しましたね。

ちなみにこのサービスをリリースしてゲーム部署3000人の中でMVPをいただきました〜

社内4社目 AIを使ったBtoBサービスの開発

サービスが終了したことで会社も閉じて入社5年目の5月に4社目に異動しました。

4社目ではゲームから離れてBtoBのサービスを作り始めました。サイバーの子会社でBtoBはかなり珍しいサービスだと思います。このサービスを2018年3月末現時点まで作ってます。

サーバサイドの言語はKotlinでフレームワークにSpring Bootを使っていいてなかなか最新のものを使っています。

まとめ

サイバーエージェントで5年いますが、社内転職という感じで色々経験をできるのはこの会社のいいところですね。

子会社が変われれば文化も人も方針も変わるので手間なく転職っぽいことができます。異動時の隙間時間もほぼないですし。

エンジニアとしてのキャリアはまだ5年ですが色々経験できたなと思います。特に良かったと思うのがスマホゲーム開発の経験ですね。

スマホゲームはトラフィックが多く、ゲーム仕様も複雑でデータベース設計も非常に難しいので難易度の高い開発を経験できたのは良かったです。

詳しく下の記事にまとめたので読んでみてください。

>>スマホゲーム業界で学んだプログラミングスキルはどこでも通用する話

スマホゲーム開発について詳しく知りたい方はこちらも読んでくでみてください。

>>ITメガベンチャーの新卒4年間エンジニアとしてスマホゲームを開発した話

これからはWEBからブロックチェーン関連に自分の働く場所を変えていくので定期的に振り返ってみたいと思います。

ブロックチェーンエンジニアについてもまとめているので読んでみてください。

>>ブロックチェーンエンジニアになるには何をすべきか

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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