Jenkinsサーバーとは違うバッチ専用サーバーとの連携
基本的にJenkinsサーバーとは違うサーバーでバッチ処理を行うことが多いと思うのでsshで他のサーバーに接続してバッチ処理を行うことが多いと思います。
公開鍵の設定
鍵の作成方法は省きます。Jenkinsサーバーの/var/lib/jenkinsがjenkinsユーザーのホームディレクトリになるのでここに.sshディレクトリを作成します。
$ mkdir /var/lib/jenkins/.ssh $ chown jenkins /var/lib/jenkins/.ssh $ chgrp jenkins /var/lib/jenkins/.ssh $ cd /var/lib/jenkins/.ssh ここで鍵を作成して権限をjenkinsユーザーに設定します。 $ chown jenkins id_rsa $ chgrp jenkins id_rsa
プラグインを使ったsshの設定
使用するプラグインはSSH pluginというものです。これは接続するユーザーとホストを設定として保持することができ、ジョブ実行時に簡単に使用することができる優れものです。
プラグインの管理からインストールしてください。
jenkinsの画面左の認証情報からsshで使用するユーザーを追加します。

種類はSSHユーザーと秘密鍵にして、スコープをグローバル、ユーザーをec2-user、秘密鍵はJenkinsマスター上の~/.sshからを設定します。

接続先を指定する
システム設定のSSHリモートホストで接続設定を行います。ホスト名、ポート、先ほど作ったユーザーを作成してCheck connectionボタンを押してSuccessful connectionと表示されれば成功です。

ジョブから指定する
ビルド環境のリモートホストでシェルを実行にチェックを入れてSSHサイトから先ほど作成した接続設定を使用します。あとは実行したいコマンドを入力すれば完了です。

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髙妻智一
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