Spring SessionでElastiCache for Redisを使う場合はConfigコマンドを実行しないようにする




Spring Session

Spring Bootでアクセスしたユーザーのセッションを保存したりクライアントに返したりを簡単に設定してくれるものです。

自分でサーバーにインストールしたRedisを使う場合はそのまま下記ソースコードーのconfigureRedisActionファンクションがいらないのです。

しかし、ElastiCacheのRedisを使う場合はconfigureRedisActionを追加しないといけません。これはElastiCache上のConfigは実行できないためソースコードでその設定をしないといけないからです。

インフラをAWSで構築している場合、RedisはElastiCacheを使うことがほとんどだと思うので覚えておくといいと思います。

@Configuration
@ConfigurationProperties(prefix = "spring.datasource.redis")
@EnableRedisHttpSession
class HttpSessionConfig {

    var host: String = ""

    var port: Int = 0

    @Bean
    fun connectionFactory(): JedisConnectionFactory {
        val factory = JedisConnectionFactory()
        factory.hostName = host
        factory.port = port
        return factory
    }

    @Bean
    fun configureRedisAction(): ConfigureRedisAction {
        return ConfigureRedisAction.NO_OP;
    }
}

おすすめ書籍

Springの概要からインストール方法、各コア機能(Security, Sessionなど)の解説が体系的にまとめられています。2018年に出版されたばかりなので情報も新しいです。これからSpring Bootでアプリケーション開発をしたい方の最初に読む一冊としておすすめします。対象は初心者だけでなく上級者まで幅広く学べるので是非読んでみてください!

 

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髙妻智一

2013年CyberAgent新卒入社 スマホゲームを作る子会社に所属し、サーバーサイドのエンジニアを担当。2年目の終わりから新規子会社の立ち上げに参加し、サーバーサイドのエンジニアリーダーとしてサービースのリリースから運用までを担当。 2018年仮想通貨のスマホウォレットを提供するGinco Incにブロックチェーンエンジニアとして入社。






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