Jenkinsのジョブをリモートからの実行する手順
認証トークンの設定
Jenkinのジョブの設定から、リモートから実行と言う項目にチェックを入れ認証トークンを入力します。下記ではtest_tokenとしました。
リモートからジョブを実行するための設定はこれだけです。

curlでテスト
APIを叩くにはJenkinsにログインできるユーザーのユーザー名とAPIトークンが必要になります。APIトークンはログイン時のパスワードではありません。
Jenkinsのヘッダー右側から設定ページに遷移します。

APIトークンという項目がありここの値をcurlで使います。

curlの設定は下記です。よく他のブログでPOSTで叩いたりしていますが間違いです。GETで叩くようにしてください。
curl --user "ユーザーID:APIトークン" http://xxx.xxx.xx.xx:8080/job/test_build/build?token=test_token
これだけでジョブをリモートから実行できます。実行できることが確認できたら実際にアプリケーションサーバーからジョブを実行するプログラムを実装するといいと思います。以上です。
パラメータを付与してビルドする場合
ジョブにパラメータを渡すには/build?token=XXXXとなっているところを/buildWithParameters?token=XXXX&id=XX&type=XXのように変更すればパラメータを渡すことができます。
シェルの実行のところで${}で変数名を入れてあげるとシェルからパラメータの値を使用できるようになります。

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髙妻智一
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