これからエンジニアになる人や、すでにエンジニアとして働いている人にも読んで欲しいおすすめの一冊が【SOFT SKILLS】という本ですね。
この中で自分が実践していることをピックアップして行きたいと思います。
- 自分を売り込め
- 生産性を高めよう
自分を売り込め
多くの人がスキルさえあれば高収入を得ることができて、多くのチャンスを得ることができると思っています。自分も以前まで同じように考えていました。しかし、どんだけ頑張ってスキルを伸ばしても収入が上がらないことに気づきました。
自分を売り込む必要性
では何がその人の収入を決めるのでしょうか?それは自分を売り込むマーケティングと書かれています。
マーケティングを一言で説明すると、製品やサービスとそれを必要としている誰かを結びつけることだ。だから、自分をマーケティングするとは、あなたが提供できるものを、ほしいと思っている人と結びつけることにほかならない。
ではなぜマーケティングが必要なのでしょうか?
あなたはとても有能なソフトウェア開発者かもしれないが、あなたの存在を誰も知らなければ、才能があっても対して意味を持たない。
確かにと思いましたね。どんなに高いスキルを持っていても誰にも知られなければ宝の持ち腐れてです。
どうやって売り込むか
私は、非常に尊敬して注目している起業家、パット・フリン(http://www.smartpassivecome.com/)の戦略である「Be everywhere」を採用している。その基本的な考え方は、「自分をマーケティングしたい場所にはどこでも現れる」というものだ。
売り込む先はたくさんあって、ここら辺がソフトウェアエンジニアとして重要な場所として挙げられています。
- ブログ
- ポッドキャスト
- 動画(Youtube)
- 雑誌記事
- 書籍(最近だと技術書典)
- カンファレンス(勉強会など)
自分はブログを定期的に書くのと(今は毎日)、カンファレンスに月に一回の頻度で発表を行うようにしています。ブログは慣れてきましたが、カンファレンスは本当に大変ですね。
資料作りと発表練習をそれぞれお3日間くらいかかるので、これを仕事をしながらなので発表の1週間前から当日までかなりしんどいです。けど、カンファレンスは自分を売り込むにはめちゃくちゃ効果のある場なので積極的に参加するべきですね。
書籍と動画は今後やっていきたいと思っていますが、今はブログを伸ばし中なのでもうちょっと後に取り組みたいと思います。
生産性を高めよう
エンジニアの生命線とも言える生産性についてです。一般的な方法ではありますが、大事なことですね。
一般的にマルチタスクがよくないのはなぜか
マルチタスクをしている人自身は自分の生産性が上がっていると感じているのに、実際はほとんど必ず生産性が下がっているそうだ。私たちがマルチタスクをしていると思っている活動の多くは、実際には複数のタスクを絶えず切り替えているだけに過ぎない。
忙しくしている人ほどマルチタスクで消耗している気がします。
マルチタスクで消耗している人は自分の仕事の優先順位がつけられなかったり、何が重要かわかっていない、周りの同僚と仕事の割り振りができていないことがほとんどだと思います。
マルチタスクで消耗している人は一度自分の仕事を棚卸するといいですね。
テレビは時間の浪費のもと
はっきり言おう。テレビを見るのをやめよう。これは本気だ。できる限り早くテレビを見るのを止めなければならない。リモコンを置き、テレビを消し、ほかにやることを見つけよう。
テレビを見ても全く自分の利益にならないので自分はテレビを持っていない生活を何年もしています。
何か作業をやるときにつけると集中の邪魔になるし、ふと何気なくつけるとあっという間に時間を持っていかれます。
テレビより重要なことはたくさんあるので今すぐテレビのコンセントを抜いて見ないようにしましょう。それだけで1日に3時間、週に20時間以上、月に80時間以上の時間を得ることができます。
まだまだ自分も実践できていないことが多いですが、この本をそばに置いて定期的に自分の行動と照らし合わせることでソフトウェアエンジニアとして良い選択をしているか確認するといいと思います。本日は以上です。
髙妻智一
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