どうも。高妻です。
最近エンジニアとしてイベントに登壇することが何回かあり、すごくいい経験になったので何が良かったかまとめておきたいと思います。
何が良かったかは次の通りです。
- 一番は自分の勉強になる
- 認知と信頼を得られる
- 懇親会は登壇者側が圧倒的に楽しい
こんなこと言ってますが、直前まですごくめんどくさいなと思ってて憂鬱でした。終わった後の懇親会は楽しかったのでまた頑張れそうです。
最近登壇したイベント
全てブロックチェーン関係のイベントで、2つは技術の話、1つはブロックチェーン業界に転職してきたエンジニアとしての経験を話すキャリアイベントでした。
エンジニアを5年以上やっててこういうイベントで話したことなかったのに1ヶ月に3回もあって正直結構大変でした。
これからは話す側としてもっと登壇していく予定です。
【ヒカ☆ラボ】【Ginco主催】Firebaseを使ったモダンなブロックチェーンアプリ開発の裏側
【増枠】CryptoBowl #7 ブロックチェーン業界のキャリア座談会
1. 一番は自分の勉強になる
正しい情報を伝えるためにインプットすることが勉強になる
まず、イベントで大勢の前で話すからには質を担保したいですよね。そのためのインプットが大変でした。
大勢の前で15分から30分話すにはかなり念入りな準備が必要になると思います。僕の場合、15分のプレゼンの準備に丸々1週間かかりました。
話す練習まではできなかったのでこれ入れるとさらに3、4日はかかると思います。
この準備のための大量のインプットとスライド作りのアウトプットが知識の整理になってそれまであやふやだったことをしっかりと理解できます。
なんとなく使っていた技術も人に伝えるには基礎から理解してないと難しいと思うので、発表準備は自分の勉強と思ってやるといいと思います。
人の前で話すとことで理解度、伝えるスキルが足りないことを実感できる
実際に人前で話すことで何が伝わって、何が伝わりずらいのか感じることができたり、そもそも自分がどこまで分かりやすく説明できているか簡単に実感できます。
これは一人で勉強しているだけでは中々感じることのできないものですね。
自分に足りないものを実感することでさらに頑張ろうと思える燃料になるのがいいです。
有益な情報を伝えるために日頃からネタを探すようにしとく
プレゼンの1週間前からネタを探しているようだとなかなか大変でいい発表はできないですよね。
常日頃から良質なネタを探していてもプレゼンの内容決めは大変なので、感度良くアンテナを張って情報を収集する癖をつけるといいですね。
自分の場合はGCPの最新のリリースノートがslackに流れるようになっているのでそれをチェックしたり、主要人物をTwitterでフォロー、Qiita・はてなのトレンド記事、GitHub、ブログ、書店、アマゾンのおすすめ書籍など見たりしてます。
他に大事なのがイベントに来る方がどんな属性なのか予め調査して話すことを決めれるといいですね。
僕の場合、Twitterの投票機能を使って事前にどんなことが知りたいのかチェックしたりしました。
来週月曜に渋谷のNeutorinoでKyberNetworkについて話すのですが何を話すか考え中です。
イベントに来る方で聞いてみたいものに投票していただけたらと思います。これから調べないといけないものもあるので大変ですが有益なものになるよう頑張ります!https://t.co/DTxUbb9Quo— 高妻 智一@技術ブロガー (@Tomokazu106) 2018年11月5日
2. 認知と信頼を得られる
エンジニアは比較的有名になりやすいので発信はコスパいいよ
エンジニアで技術ブログ、イベント登壇、OSSとか何でもいいけど継続的にアウトプットしている人って10%もいないと思うんですよね。
継続してアウトプットできるだけで上位10%に入れるんですよ。これをやらないのはすごくもったいない。
自分もエンジニアを始めてからの4年間は全く何も発信していなかったので誰にも知られていないし、サービスは成功しないしで、何の実績もない状態が不安で技術ブログを始めました。
今ではいろんな人が一言目にブログ読んでますと声をかけてくれるくらいになってきました。
だから何なんだと思われるかもしれないですが、今回のイベントもブログで知ってもらっていたからこそ声をかけて頂き、大勢の人の前で話すチャンスを得られた訳です。
恥ずかしがらずにどんどん発信すると結構変わるのでぜひ発信してみてください。
あと、発信を続けて認知されている状態だと、自己紹介しなくても自分のことを知ってくれているのでコミュニケーションコストも下がっていいですね。
その技術に詳しいエンジニアとして知られるとお得
イベント登壇に限らずですが、その分野で継続的にアウトプットしていると自然とその分野に詳しいエンジニアとして認知されていきますね。
技術の人と認知されると今後の仕事とか転職とか色々やりやすくなると思います。勉強もできて、信頼も高められるので一石二鳥です。
自分はまだ3回しか登壇していないのでまだまだこれからですが、いつ始めても遅いということはないので頑張りましょう。
エンジニアとしての信頼を得られる
「エンジニアは技術ブログを書くべき」でも書いていますが、アウトプットをしないと誰も見向きをしてくれません。
していない場合は、せいぜい一緒に働いている職場のエンジニア数人しかあなたのことを知らないということになってしまいます。
職場だけで信頼を得られればいいと言う人もいるかもしれないですが、社外に出たらそれが0になってしまうので余計に外に関心を持たなくなってしまうという悪循環になると思います。
同じ会社で一生を過ごすことはこれからの時代まずあり得ないので、外での信頼関係づくりは積極的にやっていきましょう。
伝えるスキルがあるとエンジニアはイージーモードになる
自分のやってきたことをしっかり伝えるというのはどの職種であってもできることが望ましいですし、きちんと伝えられればあなたの価値を伝えられたということなので信頼にも繋がる訳です。
自分のことをプレゼンするのはなにもイベントだけではなく、普段のミーティング、初対面の人への自己紹介、面接と色々です。
手に職を持っていて、且つそれを上手に伝えることができれば職に困ることはないでしょう。
普通に生活していると大勢の人の前で話すことはあまりないので、登壇を通してプレゼンテーション能力を鍛えられるようしたいですね。
3. 懇親会は登壇者側が圧倒的に楽しい
プレゼンで有益な情報を伝えることができるとその後の懇親会が楽しいよ
イベントでプレゼンする醍醐味は、最後にある懇親会じゃないでしょうか。個人的にはこれが一番良かったかも思っています。
みんなの前で話したあとすぐなので、興味のある人はすぐ話しかけてくれるし、恥ずかしがり屋な人でも気軽に話せる場なのでいろんな人とコミュニケーションできます。
なので、自分からあまり動かなくても懇親会ではどんどん声を掛けてもらえるので楽で楽しいです笑
結論アウトプットしている人に情報が集まる
登壇者側はすでにアウトプットしているので、懇親会では参加者側から色々教えてもらえましたね。
プレゼン内容の感想だったり、質問だったり、違う視点の考え方があったり、いいこと尽くめです。
これは登壇者側に立ってアウトプットしないことには経験できないことなのでみんなすぐにでも試して欲しいと思います。
最後に
これで少しでも心が動いた人がいればいいなと思います。
イベントに限らずエンジニアは自分がやってきたことをどんどんアウトプットしてみてください。
自分の考えを発信するのは恥ずかしさとか、反論されたらとか心配事が多くなりますが、ほとんどの人ができていないことをしているので自信を持って発信しましょう。
髙妻智一
最新記事 by 髙妻智一 (全て見る)
- Polkadot(Substrate)のアドレスとトランザクションについて - 2023-03-09
- 【無料公開】「Goで始めるBitcoin」3章 Bitcoinノードとの通信 技術書典8 - 2020-03-08
- エンジニアがゼロから技術ブログを書くための方法をまとめました - 2019-05-25
コメントを残す